辺野古土砂搬出反対全国協議会総会in天草

香川連絡会

2016年10月03日 14:10

 10月1日、2日と「辺野古土砂搬出反対全国協議会」の総会およびイベントが、土砂搬出地の一つである熊本県天草にて行われました。

 場所は、天草市、本渡港から歩いて20分ぐらいの天草宝島国際交流会館ポルト です。13:00から総会開始です。


 全国および地元天草、熊本から約150名が集まりました。まず2015年度の活動報告、決算と会計監査報告、2016年度の行動方針など、各地の取り組みとともに話が進みました。最後、2016年度予算と役員(任期は2年なので、ほぼそのまま継続)を決定しました。
 またチョイさんの沖縄日記 で、辺野古・高江の情勢を発信するとともに、自ら辺野古で抗議船の船長をしている北上田毅さんと、弁護士の板井優さんが新たに顧問として迎えることになりました。
 
 15:00からイベントとして、3階のホールでティンクルズ(地元の大正琴を弾くグループ)による沖縄音楽の講演会

 北上田毅さんの講演「辺野古の今後の動きと土砂搬出反対運動に期待するもの」

 沖縄では、国が県の「埋立認可取り消し」を違法だと訴えた裁判が、一審で国側の勝利となり、現在最高裁で争われています…しかし県側が「負ける」可能性は高いし、県は負けたら「判決には従う」と言っています…が、まだ県で出来る対抗手段は沢山あるのだそうです。
 続いて、ヘリ基地いらない 二見以北⒑区の会 から浦島悦子さんの講演「ジュゴンの海に抱かれて」です。

 辺野古・大浦湾の自然が、いかに環境が豊かで生物多様性に富んでいるのか、大浦湾の自然が保全されている裏で、「基地を維持する」ための「公共事業」でいかに沖縄の自然が破壊されてきたのか…ということが語られました。
 最後は、地元、永野隆文さんによる「天草御所浦と水俣」と題する講演でしたが、時間が大分おしてきたのでほとんど端折っての話でした。
 「水俣病」は対岸の水俣だけだは無く、天草でも患者を出したこと、水銀に汚染された海は埋め立てられ「公園」のようになっているが、そこに水俣病についての記述をいれさせたこと等が書かれました。写真は「川内原発」再稼働反対に立ち上がる人々です。

 終わってから近くの旅館にて、ささやかな交流会が持たれました…天草の誇る新鮮な魚介類がいっぱいです。


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