故郷の土で辺野古に基地をつくらせない!   香川連絡会

香川県小豆島から沖縄、辺野古基地建設のための土砂が搬出されようとしています。辺野古基地建設に反対し、小豆島・瀬戸内海と辺野古・大浦湾の自然を守りましょう! 連絡先:nishihansenあっとyahoo.co.jp(あっとを@に変更して下さい)

行動提起

7月1日に、三上知恵監督の映画「標的の島 風(かじ)かたか」の上映会を実施します。



2018年7月1日(日) 高松市総合福祉会館
第一回 10:00~11:59
第二回 14:00~15:59
上映協力カンパ 500円

ふるってご参加ください

その他地域の行動

 今日は土砂搬出反対全国協議会のみんなで、バスに乗って抗議行動に参加しました。
 高速道路に乗って、名護市…さらに北に行って、採石が船積みされている本部港です。
 進行方向右手に、広大な採石場が広がっています。


 港に行く前に、2017年2月、採石場から直径4mもの石が、地区の集会場裏に落下してきた現場を見ます。集落のすぐ裏にまで、切り刃が迫っているのです。戦後すぐに作られた「採石法」は、業者の利益になるように作られており、住民や環境を守るという視点に欠けています。「採石法」を改正する必要があります。

 本部港の塩川地区(便宜的に、塩川港と呼んでいます)では、辺野古の護岸工事で使用する採石をダンプで運搬し、荷卸ししたものをグラブバケットですくって、船積みしています。満杯になったら、糸満まわりで辺野古まで運搬しています。

 昨年の12月から、船を使った運搬が始まっていますが、本部島ぐるみ会議の人たちが中心となって、抗議行動が続けられているのです。
 ダンプの前に立ちはだかって「阻止」しようとしますが、すぐに警察や警備員から「排除」されてしまいます。それでもダンプは1台1台、ゆっくりとしか走ることが出来ません。

 ダンプの運転手さんに「基地建設のための採石を運ばないでください」などと訴えかけます。
 今日は炎天下で、陽射しをさえぎるものもない港での抗議行動は大変です。本部島ぐるみ会議の皆さんも、搬出作業があるかどうかはその日にならないと分からないので、毎日朝早くからスタンバイされているそうです。
 「日除け」については、港内にテントを張りたいと申し出ているのですが、県から許可が下りません。仕方なく、パラソルと椅子でしのいでいます。


 1時間ほど抗議行動をしてから、辺野古・シュワブゲート前に向かいます。(私たちの「集団」が突然現れて抗議行動を始めたので、機動隊があわててキャンプ・シュワブ前から急いで部隊を本部に向けたそうです)

 今日は座り込みが始まってから、1422日目になります。


 ゲート前、警察車両の前にみんなで座り込みです。

 機動隊が出張って来て、「排除」開始です。


 こうゆう感じで、排除されます。


 排除されても、抗議行動は続きます…土砂搬出反対全国協議会としては、昼の座り込みに参加した後、食事をしてから那覇空港に向かいました。

 皆さん、お疲れ様です。

行動の報告

 5月27日、沖縄県沖縄市、沖縄市民会館において、辺野古土砂搬出反対全国協議会の総会が行われました。

 北海道から沖縄まで、18都道府県から47名の出席です。

 各地での要請行動の報告、沖縄県における土砂条例運用への働きかけ、署名提出行動等の運動報告、会計報告、今後の運動方針案が話し合われました。
 今後の運動として、辺野古埋め立て工事着手が迫るという新しい情勢に合わせ、新たな署名運動に取り組むことが決められました。また、土砂条例の運用や、より効果的な条例の改正の提案等を行うため、明後日の29日、沖縄県知事(実際には副知事か?)と面談することが決まっています。

 午後には同じ沖縄市民会館で「その土砂ストップ!沖縄集会」が持たれました。
 
 最初は、海勢頭豊さんのコンサートです。

 北上田毅さんの講演「辺野古新基地建設の課題、7月土砂投入までに埋立承認「撤回」を!」は、埋め立て工事前の護岸工事の進捗と問題点(必要な知事承認等を抜きに、工事が進められている)や、護岸工事そのものが出来なくなる恐れ(軟弱地盤問題)等の説明がありました。
 
 各地からの報告もありました。香川連絡会からは、「小豆島から土砂が出されることを、とにかく知らせる活動をしている。若い人にも関心をもってもらうようにしている」と報告しました。
 最後に、阿部悦子共同代表から集会決議案の説明があり、拍手をもって確認されました。
 

 集会参加者は、220名でした。

香川連絡会

つながる力 №11

 つながる力 No.11の紹介です。


 辺野古土砂全協第5回総会が、沖縄で開催されます。5月26(土)〜28日(月)までです。

 その土砂ストップ!沖縄集会 ―命の海に基地はいらない― です

◆5月26日(土)
 13:00 那覇空港 集合 直ちにフィールドワーク
 行先 読谷戦跡めぐり 泡瀬干潟 南風原陸軍豪跡
 18:30~20:30 懇親会
 会場:NBCブライダルセンター(沖縄市内)
 会費:3700円

◆5月27日(日)
 9:30~12:00 第5回総会
 12:30~16:30 その土砂ストップ!沖縄集会―命の海に基地はいらない―
 ☆海勢頭豊さんコンサート(ジュゴン保護キャンペーンセンター代表)
 ☆第一部 北上田毅さん講演会(沖縄平和市民連絡会共同代表)
 「辺野古新基地建設事業の現状と問題点」
 ☆第二部 全国港湾からの特別報告(要請中)
 ☆第三部 各地からの報告
 ☆まとめと提言 湯浅一郎さん(辺野古土砂全協顧問)
 会場はいずれも、沖縄市民会館中ホール

◆5月28日(月)
 8:00~15:00 オプショナルツアー
 沖縄市民会館前出発→本部港視察→辺野古座り込み→沖縄市民会館→那覇空港     

行動予定

来年早々の講演会のお知らせです…

沖縄平和運動センター議長 山城博治さん緊急講演会
「沖縄新基地建設反対の想い」辺野古・高江は今どうなっているのか!

日時:2018年1月18日(木)18時~
場所: 高松市総合福祉会館 第2会議室
 (高松市観光通2丁目8-20)

資料代500円をお願いします。

主催:「故郷の土で辺野古に基地をつくらせない」香川連絡会
共催:香川県平和労組会議
連絡先:090-8698-2114
  kyoudoukoudouあっとgmail.com
(あっとを@に直して下さい)


【山城博治(やましろ・ひろじ)さん略歴】
1952年沖縄生まれ。沖縄平和運動センター議長。
法政大学社会学部卒業後、1982年沖縄県庁に入庁。駐留軍従業員対策事業、不発弾対策事業、税務などを担当した後、2004年より事務局長。辺野古新基地建設、東村高江のヘリパッド建設反対運動など多くの平和・市民団体と連携し、県内外に幅広いネットワークをもつ。沖縄の平和運動の象徴的存在。

その他いろいろ

つながる力 №10

 つながる力 №10の紹介です。


≪沖縄≫ 「八方塞がり」に陥った沖縄防衛局/北上田毅
≪沖縄≫今回の米軍ヘリ墜落炎上事故で思うこと/田丸正幸
沖縄県土砂条例を活かすために 自治体の広域連携を/湯浅一郎
9月の沖縄訪問記/阿部悦子
辺野古埋立て用土砂採取問題 各県で要請/香川・熊本・山口・鹿児島
≪三重≫辺野古の海底に大きな2本の断層あり 奥間正則さんが講演/柴田天津雄
≪沖縄からの便り・その6≫沖縄高江で米軍ヘリ墜落炎上/浦島悦子
インフォメーション

 香川県への要請交渉は7月24日に行いました。「生物多様性国家戦略」および香川県地域戦略「香川県いきものにぎわい作戦」を推進する観点から、小豆島における辺野古への土砂搬出の問題点を指摘しました。また小豆島において、採石業が野放図に延長されていること、野積みされた大量の土砂や、土砂の海水洗浄などで、地域住民が不安を募らせている旨を訴えました。
 香川県から、特定外来種防止対策には今年度中に侵略外来種リストを作成し、今後啓発を進めるとともに業者に講習を行う、また、土砂条例について沖縄県から要請があれば検討する旨の回答をいただきましたが、限りなく「ゼロ回答」に近いものでした。

報道等

  本日、沖縄県が国を相手に裁判を起こしました。沖縄タイムスより…
辺野古新基地、5度目の法定対決へ 沖縄県が国を提訴 岩礁破砕差し止め求める
 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、無許可で岩礁を破砕するのは県漁業調整規則に違反しているとして、県は24日午後、国を相手に岩礁破砕を伴う工事の差し止めを求める訴訟を那覇地裁に起こした。県側は判決が出るまで、工事を一時的に禁止する仮処分も地裁に申し立てた。新基地に関する県と国の対立は、昨年12月の違法確認訴訟上告審で県敗訴が確定して以来、5度目の訴訟に持ち込まれた。
 過去の訴訟はいずれも、翁長知事が下した埋め立て承認取り消し処分や、同処分の効力を止めた国の執行停止処分の適法性が争われた。
 今回の訴訟で県側は、知事には漁業調整規則に基づき国へ許可を申請するよう求める権利があると主張。工事を強行する国は知事の権利を侵害していると訴えている。
 一方、国側は行政上の義務の履行を求める訴訟は裁判所の審理対象とならないとする最高裁判決に基づき、県側の訴えは退けられるべきだと主張するとみられる。
 沖縄防衛局は、名護漁協が1月に埋め立て海域の漁業権を放棄したことから「漁業権のない海域での岩礁破砕許可は不要」と主張。県に許可の再申請をせずに工事を続けている。


 県は漁業権について、一部を放棄しただけで漁場の変更にあたるとしています。また、漁協だけが漁業権を持っているわけではなく、沿岸住民にも等しく漁業権はあります。漁協が放棄したから、漁業権が無くなるわけではありません。

 裁判で工事がストップするかどうか、注目です。

その他いろいろ

つながる力 №9

つながる力 №9の紹介です。


≪全国総会≫総会の報告/松本宣嵩
≪全国総会≫闘いの根拠を明確にした学習交流会/生駒研二
≪全国総会≫門司の採石場視察報告/大嶽弥生
≪今治≫山城博治さん、今治で講演/阿部悦子
≪熊本≫御所浦の問題は不知火海(熊本県)全体の問題だ/生駒研二
≪環瀬戸内海会議≫第28回総会・黒髪島視察/松本宣嵩
≪沖縄≫7・14~15沖縄連続学習会
≪沖縄からの便り・その5≫行き詰まり焦る政府/浦島悦子
≪インフォメーション≫辺野古のケーソンつくるな・三重県民集会

今回も盛り沢山の内容です。

インフォメーションの三重県民集会は、明日開催されます。

報道等

 13日と14日に琉球新報と沖縄タイムズでそれぞれ報道された記事の紹介です。「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」の活動です。

 琉球新報
辺野古土砂搬入阻止の連携強化を 全国連絡協 県議対象に勉強会 
 環境保全の観点から、名護市辺野古の新基地建設に反対する「辺野古埋め立て土砂搬出反対全国連絡協議会」は13日、県議を対象に勉強会を那覇市の県議会棟で開いた。約15人が参加した。同協議会の湯浅一郎顧問が講師を務め、政府が名護市辺野古で推し進めている米軍普天間飛行場代替施設の埋め立て工事は「生物多様性国家戦略に反し、沖縄固有の生態系を乱す行為でもある」と指摘した。県の「埋立用材に係る外来生物の侵入防止条例」(土砂条例)の有効活用と、土砂を搬出する側の自治体との広域的な連携によるチェック体制強化の必要性を訴えた。
 湯浅さんは土砂条例の適用第1号となった那覇空港第2滑走路増設事業で、奄美大島から搬出した土砂から特定外来生物指定種のハイイロゴケグモが見つかった例を上げ、条例の実効性を疑問視した。前例の教訓から万一、外来生物が発見された場合は県による立ち入り調査を徹底し、駆除作業後のチェック体制を整備すべきとの見解を示した。
 湯浅さんは「外来生物の脅威を議員に理解してもらうことで土砂条例の実効性が高まり、また他府県の自治体と連携した協議会を設置できれば、地域戦略の推進にもつながる」と期待を寄せた。
 阿部悦子共同代表も本来、生物多様性国家戦略にのっとり環境保全に努めるべき政府が「自ら環境破壊行為を推し進める矛盾」を指摘した上で、「基地建設に伴う環境破壊行為は沖縄だけでなく、土砂を採取する瀬戸内海周辺の各地にも及んでいる」と訴えた。
 辺野古土砂全協は現在、瀬戸内海を中心に活動する18団体が加盟している。【琉球新報電子版】


 沖縄タイムス
辺野古埋め立て:土砂既成の強化、福岡など6県に沖縄と連携呼び掛け
 「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」の阿部悦子共同代表らは13日、沖縄県庁記者クラブで会見し、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て土砂の搬出候補になっている6県(福岡、長崎、熊本、鹿児島、山口、香川)に対し、沖縄県との連携を働きかける方針を発表した。沖縄県が「県外土砂搬入規制条例」に基づき、採石地で特定外来生物の有無を調査する場合などに、各県職員の現地への派遣など積極的な協力を求める。
 既に4県で各地の市民団体が要請活動を始めており、長崎県からは「沖縄県の要請があれば協力することになる」などと回答を得たという。
 各県に協力を求めるのは、沖縄県が採石地に立ち入って外来生物の有無を調査するケース、外来生物の発見後に防除対策が確実になされたか確認する時などを想定。沖縄県と各県による広域連携の仕組みについても可能性を探り、チェック体制を強化したいとしている。
 同協議会は、埋め立て土砂・資材の大量搬出が見込まれる西日本の団体を中心に構成。同協議会の湯浅一郎顧問は「6県とも生物多様性地域戦略を策定している。それを推進する立場で、沖縄県の条例に協力すべきだ」と指摘。搬出が見込まれる採石地の約7割が環境省の指定する「生物多様性重要海域」に面するとし「新基地建設は辺野古に加え、搬出地の環境も破壊する」と訴えた。
 阿部共同代表は「採石によって私たちの古里の山は崩され、海は汚れる。さらに辺野古の海を埋めれば、国の生物多様性国家戦略に真っ向から反す」と指摘した。
 同協議会は記者会見に先立ち県議会で議員学習会を開き、県議13人が参加した。


 土砂搬出・搬入反対、埋め立て阻止に向け、行政も巻き込んだ取り組みを続けていきます。

行動の報告

 5月27、28日に、北九州市小倉で、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の総会および学習交流会がありました。
 
 全国の団体から行動の報告等がありました。
 
 土砂搬出を止めるための具体的な行動としては、やはり沖縄県の土砂条例(特定外来種の沖縄県内への移入防止)を、いかに守ってゆくか、守らせるかということを、搬出県の行政に働きかけ、土砂採取業者に守らせるか…というところにあります。
 そのため、土砂搬出反対連絡協議会で、行政に対する要請文の「ひな形」を作成し、それを活用して今後の行政交渉に臨むことが確認されました。
 また、引き続き対防衛省、環境省に対する要請・行動を行う事、署名をとり続けることも確認されました。
 沖縄県側から、搬出県に対して「土砂条例」を守るために協力要請を出させることも重要です(ある県から「沖縄県から要請があれば、協力する」との回答が得られたとのこと)

 総会の後は、学習交流会です。

 沖縄大学名誉教授、桜井国俊先生の特別講演「辺野古・高江の基地建設とやんばるの森の世界遺産登録は両立するのか?」
 土砂搬出反対全国連絡協議会顧問、湯浅一郎さんの「生物多様性から見た辺野古土砂問題」
 全国港湾労働組合連合会委員長、糸谷欽一郎さんの「辺野古新基地建設と港湾労働者の立場」の3本の講演がありました。


 翌日はバスに乗って、門司地区にある採石場を見学です。
 辺野古埋立てに使われる土砂2,100万m3のうち、35%にあたる740万m3が、門司地区から搬出される計画です。

 大きな採石場があちこちに存在します。
プロフィール
香川連絡会
香川県小豆島から、沖縄辺野古基地建設のための土砂が搬出されようとしています。沖縄の基地問題は、沖縄だけの問題でありません。日米安保、環境保全、地方自治等、日本全国で考えないといけないものです。
私たちは、小豆島からの土砂搬出問題を通して、辺野古基地建設反対を香川県民の問題として考え、行動する団体です。

出来ることから、しなやかに、かつ力強くやっていきましょう!
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